集合ポスト組み合わせ宅配ボックスを設置して、共用部のリニューアル&アップグレード!
2024.10.26更新:2024.10.27
古くなった集合ポストを一新! それと共に宅配ボックスを導入しました!
世間ではペーパーレス化が進み、電子証明書等の普及により需要の低くなる・・・と思いきや、ネットショッピングでのポストイン配達などまだまだ需要は高く、むしろ荷物の大型化や昨今のインターネット普及によるセキュリティ安全性の観点で高機能化が求められる集合ポスト。
今回はそんな集合ポストを一新し、さらに宅配ボックスを導入した施工事例をご紹介させていただきます!
まずは打ち合わせと現地調査
今回ご依頼いただいたのは、集合ポストの更新と宅配ボックスの新規導入。
既存の集合ポストからはレイアウトやサイズが大きく異なります。
お客様の理想の仕上がりに近づく事が出来るよう、綿密な現地調査の元でご案内をさせて頂きます!
現地調査で既存ポストから更新した場合のサイズの違いや使用イメージ、各所のクリアランス等も確認していきます。
この作業をおろそかにして、いざ工事に入ってから新しいポストが収まらない!など発覚してしまっては元も子もありません。
このポストの裏側には元々窓があり、木製の下地を取り付けてその上にポストを取り付けているのを発見。
もちろん、この下地も今回の工事でリフレッシュさせて頂きます!
既存の集合ポストを撤去します
建物と共に長い年月を過ごした集合ポスト。経年の劣化もその歴史を物語っていると言えるでしょう。
今回の工事にて、ポストとしての役目を果たし世代交代となります。
一つ一つ、ポストを外していくと、木製の取付下地が見えてきました。こちらも取り外していきます。
ポストと下地の撤去が完了し、隠れていた窓が顔をのぞかせました。
今回撤去した既存のポストです。
本当に長い間お疲れ様でした。
新たな下地を制作していきます!
まずは下地のベースとなる木枠を組んでいきます。
今後、万が一ポストを取り外し窓を使用する必要に追われた場合も、窓として原状回復が出来るよう窓枠の加工や穴あけは一切せずに建物の躯体へ強固に木枠を固定します。
下地に取付面となるパネルを固定します。
開口サイズに合わせて現地加工し、今回の下地は外壁との段差を解消してスッキリとさせることが出来ました!
ついに!集合ポストと宅配ボックスを取り付けます!
下地の準備が整ったら、いよいよ本体の取り付け作業!
集合ポストはユニットごとの製品を複数台組み合わせて設置します。1ユニットごとに水平垂直を図り、最後に傾いて取り付けられてしまうような事が無いように慎重に取り付けます。
集合ポストが組みあがってきました!
お次は集合ポスト下部に宅配ボックスを設置する作業に移ります。
今は何でもネットショッピングで購入することが出来る時代。様々な荷物の重さに耐える事が出来るよう、宅配ボックス本体は建物の躯体にしっかりと取り付けます!
窓枠に残っていた水切りプレートを避けつつ、集合ポストと宅配ボックスの隙間が一定になるよう慎重に作業を進めます。
仕上げに下地の防水処理と塗装仕上げでフィニッシュ!
下地をリフレッシュし段差も解消することができましたが、ここで終わりでは御座いません。
下地と躯体の隙間をコーキングで防水処理し、外壁と同等の色に塗装して仕上げます!
見た目はもちろん、塗膜で木部を被う事により汚れや水分から木材を守り、下地の強度を長持ちさせる効果もあります。
設置完了!進化した集合ポストのお披露目です。
ついに集合ポストと宅配ボックスの設置が完了しました!
傾きや隙間などなく綺麗に仕上げて下さった作業員の方々には脱帽です。
塗装部の仕上がりはこのようになっております!
ステンレスのヘアライン仕上げが非常にカッコイイです。
おわりに
当記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
今回は、集合ポストの交換と共に宅配ボックスを新たに設置する工事のご紹介をさせて頂きました。
集合ポストや宅配ボックスの更新・新規設置工事をご検討の方に、少しでも参考にして頂ければ幸いです!
このような設備の更新と共に新たな設備導入をするなど、複数施工のご用命も承っております。
ご依頼・ご相談は、お気軽にお問い合わせください!
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Kawasaki
神奈川県出身 電気通信設備等の弱電設備工事会社を経て2023年に当社へ入社。入社後は主に賃貸物件の共用部修繕やバリューアップのための提案工事を担当し、日々物件美化のために奮闘中です。
趣味:ドライブ、お酒、SNSで景色のいい場所を探す。
資格:一般建築物石綿含有建材調査者・甲種防火管理者 等